取らぬ狸の皮算用
先日のブログで交通事故にあったと書きましたが車の修理見積もりを出してもらったところ車の評価額より修理費用の方が高くついてしまいました。
すなわち、全損です!!!
私の車は約15年選手のベテラン軽自動車でしたので、評価額は非常に低かったです。それは想定の範囲だったからいいんですけどね。
ご老体に鞭打ってこれ以上働かせるのも何なので新車を買おうと思います。
目下検討中なのはダイハツのタントです。
大きな理由の一つは、お世話になっている地元の車屋さんで、代車落ちのタントを20万ぐらい値引いてくれる、という経済的な理由が一番大きいです。
(代車落ちの理由は、タントは来たる7月に新型モデルが登場するそう!なので現行モデルはすでに生産中止中だそうです)
もう一つ、なんとなく私の心を動かすに足る理由になっているのは、デザイナーの原研哉氏の著書『日本のデザイン-美意識がつくる未来」の中で、タントを紹介していたからです。
昨今、ボックス型の軽自動車が多数道ゆく姿を見受けるようになって久しいです。
タントの大きさは長さ3,395 mm 、幅1,475 mm 、高さ1,750 mm。軽自動車に許される大きさの基準(長さ3.4m、幅1.48m、高さ2m)いっぱいいっぱいにとった四角いボディをしています。
車体の側面を支えるセンターピラーがないため、前後のドアを開けると広々とした開口部を確保でき、足元もなるべくフラットな作りになっており、乗り降りが楽になります。
CMで伝える生活スタイルのように、子育て世代ではチャイルドシートに子供を乗せるために腰を屈める必要はありません。
その代わりに犠牲にしているのは、車をステータスとして扱うような誇りや、自分を演出するためのファッション性、それから走りへの意欲や敏捷性といったスピードへの憧れ。
「日本では、クルマは徐々にではあるが、ステイタスでもスタイルに酔いしれる対象でもなくなりつつある。乗り降りが容易で荷物を楽に運べる日用品としての進化の度を深めた」と腹氏は2011年の著書で語ります。
さて、ここまでは主に原研哉氏への尊敬色メガネの話です。
実際に車を買うまで、せっかくの機会なので(保険屋さんの代車が出ているうちに)もう少しいろいろ調べて、勉強してみようと思っています。
軽自動車は最近人気があるのでちょっとしたら普通車のコンパクトカーの方が安く上がるかも…と思いいろいろ検討しております。
いろんな人にオススメを聞いて回っておりますが、異口同音で勧められるのはダントツでホンダのNBOXでした。
ただNBOXは割高で…苦笑。
最近の軽自動車高いですねどんなに安くても150万円がスタートで、200万円以下ぐらいまでかかるそうです。
車。なるべくキャッシュで買いたいなぁ…と思います。この間の4月に貯金崩して、奨学金前倒しでガッポリ返しちゃったところだったんだけど…保険でどのくらいお金くるかなぁ…と、取らぬ狸の皮算用、頭の中でそろばん弾いてます。