PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)

昨日の記事の続きです。

 

先週、耳鼻科に行って、久方ぶりにめまい耳鳴りの相談をしてきました。

今現在、適応障害で休職中であること、

仕事(ストレス)がなくなっても、めまいと耳鳴りの症状が改善しなかったこと、

仕事が休みの間に、いろんな体調不良を改善したい旨を話してきました。

 

耳鼻科でも、やはり「長年続いためまい耳鳴りの症状をゼロにすることは難しい」と

前置きをされました。それでも今回の受診では、すこし希望の光も見えてきました。

 

それが、タイトルにもある、PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい/Persistent Postural-Perceptual Dizziness)というもの。

お医者様からいただいた資料の、PPPDの症状は以下のとおり。

私の症状に当てはまるものは◎にしてあります。

 

――以下、抜粋・引用・追記——

あなたのめまい症状は、どのようなことで悪化しますか

 

・急に立ち上がる、急に振り向くなど、急な動作をする。

・スーパーやホームセンターなどの陳列棚を見る

・普段通りに、自分のペースで歩く

◎TVや映画などで、激しい動きのある加増を見る。

◎車・バス・電車などの乗り物に乗る

・丸椅子など、背もたれやひじ掛けのない椅子に座った状態を保つ

◎何の支えもなく、立ったままの状態を保つ

・パソコンやスマートフォンのスクロール画面を見る

・家事など、軽い運動や体を動かす作業をする

◎本や新聞などの細かい文字を見る

・比較的早い速度で、大股で歩く

・エレベーターやエスカレーターに乗る

 

――ここまで――

参考資料

堀井新「持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)の診断と治療」2020年

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/123/2/123_170/_pdf/-char/ja

 

 

4つ当てはまるんです。

特に、立ち仕事は非常に苦手ですね。立ったままで人の話を聞いたり、

講堂の後ろで待ってたりするの、大の苦手です。

上司と話をするときも、上司の机の隣に、図々しく椅子を持って行きます。

 

それから、実は細かな文字の文章を読むのも、ちょっと苦痛です。

私は「趣味は読書」と言えるぐらい、いろんな書籍に手を出しているのですが、

全部電子書籍で、音声自動読み上げツールをつかって、耳から聞いて内容を理解して楽しんでいるんです。

だから、正確にいうと本を「読む」ではなく「聞く」行為しかしていません。

たまに電子書籍で「読む」ときも、文字サイズはなるべく大きめ。

小さい文字は、チラチラして読みにくいと思っていました。

 

精神科の先生との連携もとれたので、次の耳鼻科の受診から、

PPPD用の投薬治療が始まることが予想されます。

メンタル系の薬が増えるのはちょっと心配ですが、

良くなるために、先生の言うことを聞いて、治療に専念したいと思います。

ちなみに、精神科の先生には

「毎日8500歩の散歩は、ちょっと頑張りすぎましたね」と言われました。

今まで頑張った分の疲れが出ているので、最初は欲張らずに、

10分程度の散歩から初めて下さい、と指導されました。

 

それから、自主的に気を付けたいのが、睡眠時間の確保!

めまい持ちの女性は多いけど、みな軒並み睡眠時間が短いように感じています。

私も例にたがわず、仕事に出ている時の平均睡眠時間は5-6時間程度でした。

最近は、つとめて7-8時間の睡眠を確保するよう、早めに布団に入っています。

ただ、あまり寝つきが良くないんですよね。

布団に入ってから1時間ぐらい眠れない日もあります。

なかなか思うように改善しませんが、千里の道も一歩から、

小さなことを積み重ねて、健康になれるよう、頑張りたいです。