鬼滅の刃、考察
2020年、突然の旋風に巻き込まれたのが、鬼滅の刃。
ぬるいオタクとして、全然ジャンル外の作品が、自分の周りで流行ることは
これまで多々あったけど、
鬼滅ほど煽りを受け、感化され、巻き込まれた作品はありませんでした。
鬼滅の刃、実に平成末期〜令和にかけての世情に合った作品だと考察しています。
まず、尊くてかけがえの無い大切な仲間が死に、生き返ってくれない、ということ。
これは、ドラゴンボールのクリリンが何度も何度も生き返るのと、訳が違います。
次に、主人公の炭治郎くんが命をかけて守るのは、普通の生活であるということ。
ビッグドリームをつかみにいくワンピースとは、求めるものの次元が違います。
平成末期は、東日本大震災をはじめ、たくさんの災害があり、
令和になった今でも、
日本を生きる少年少女、青年は、どうにもならない災厄に見舞われるリスクと隣り合わせで生きています。
そんな中で、弱きものを助ける強さや優しさ、相手のことを思う心根を忘れない、
そんな現代社会に向けられた、メッセージが感じられます。
私は、動画配信サイトでアニメを履修し、映画を2回観に行きました。
漫画は…昨日23冊電子書籍で大人買いしました。まだ一文字も読んでいません。