めまい耳鳴り生活のなりそめ
昨日は、胃痛について書いたので、
本日はめまいの症状について書きます。
今までの経緯を思い出しながら書くので、ダラダラした文章です。
めまいでの通院は、お薬手帳を見返すと、2018(平成30)年4月から、約5年間。
あれ、なんだかもう7~8年のお付き合いをしているつもりだったけど、
改めて確認したら、5年間ぐらいでした。
学芸員の仕事を始めて、4年目ぐらいですね。
最初の頃の異変は、難聴です。時期は、いつのことか思い出せません。
夏か秋だと思います。そうすると、2017(平成29)年ごろかな。
前職のストレスが原因で、ある日、なんとなく耳が聞こえにくいな、と思ったんです。
しかし、当時は駆け出し下っ端学芸員。
若くもあり、幸運にもありつけた専門職としてやる気に満ち満ちて
頑張ってお仕事をしていたので、
自覚症状が出てからも、夕方5時6時で受付が終わってしまう耳鼻科に
なかなか駆け込むことができなかったんですよね。
耳が聞こえにくいな、と思ってから、1~2週間たったころに、ようやく耳鼻科へ行くと、
お医者様に「来るのが遅すぎる!」とお小言をもらいました。
それでも、聞こえの検査をしたところ、結果は「良好・問題なし」。
当時はまだ20代後半で、そもそもの耳の聞こえも良かったのだと思います。
「本人は聞き取りにくく感じているかもしれないけど、検査結果的には異常なし。
聞きにくくなったのかもしれないが、日常生活に支障は出ない。
若いから、今までがよく聞こえていただけ、このぐらいの聴力があれば十分だよ」
という要旨の説明を受けました。
このころから、わたしのめまい耳鳴りとの共存生活が始まったように思います。
体調不良が顕著に表れるのが、朝と夕方。
朝起きぬけに目が回って、出勤ができなかったり、
仕事終わりに目が回って、家に帰るなり寝込んでしまったり。
たかがめまいと耳鳴り、休めば治るだろうと高をくくって、
このときも病院に行くまでに時間をおいてしまいました。
耳が聞こえなくなったと思ったときにも「異常なし」と言われていたので
どうせ医者に行っても意味がないだろうなあ、という諦念もありました。
めまいと耳鳴りの症状が、ひと冬中継続し、いろんな知人友人から
「そんな症状があるなら医者に行け」と言われ続け、
ようやく、再度耳鼻科に行ったのが、平成30年4月。お薬手帳に記録画が残っているころです。
そこから、本格的な投薬治療を始めました。
当時は、「メニエールの疑い」としか診断が出ませんでした。
体調が悪い、と言っても、職場の人たちには怠慢だとしか思われなくて、辛かったです。
最初に処方されたのは、メチコバール(ビタミンB)、アデホス(抗めまい)、五苓散(ごれいさん/余計な水を外に出す)など。
これらの投薬を続けて改善が見込まれないため、半年後の2019(令和元)年8月から
悪評高いメニエール病のまずい薬・イソバイドが追加されます。
毎日一生懸命飲みましたよ、1日3回。
イソバイドはまずいから、オレンジジュースに混ぜたり、いろんな攻略法があるようですが
何かで割って量が増えるぐらいなら、原液をキュッと一発で飲んでしまった方が私は楽でした。
このころは、医療費が高くついて、結構お財布が痛かったです。
1回の通院で、診察が約1500円、薬が約4000円。この計約5500円を月2回。
まだ奨学金も毎月2万円返済していたので、実家暮らしなのにビンボー女子でした。
体調不良の原因が仕事にあると考えており、
また、当時勤めていた職場が組織改編をするタイミングで、
たまたま現職場での採用をもらえたので、2020(令和2年)4月に転職をしました。
職場環境が変われば、めまい耳鳴りも治るかと期待したのですが、
何年もダラダラと続いてしまっためまい耳鳴りの症状は、全く改善しませんでした。
これは悔しかったですね。
新しい職場では、まだ新人扱いで、仕事量も少なく有休もとりやすかったため、
自分でもなんとかめまい耳鳴りの症状を克服したいと思い、お医者さんを変えました。
新しく通い始めた町医者の先生は、すぐに浜松医大の耳鼻科医に紹介状を出してくれて、
4月から秋ごろまで、浜松医大にも通院しました。
しかし、そこでもめまい耳鳴りの原因は分からず。
治療らしい治療もなく、何回か通った結果、説明されたのは「耳管開放の疑い」。
鼓膜にテープを貼ってもらったりしましたけど、治りませんでしたね。
大きい病院にまで片道1時間かけて一生懸命通って、それでも打つ手無しとは、非常に残念でした。
ここまでやって、毎日まずい薬を飲んでも改善の見通しが立たなくて、
この辺りで私は一度治療を諦めてしまったんですよね。
結局、地元の町医者に戻り、症状が強く出た時だけ気まぐれに通院して、
気休めにもならない薬を処方してもらうような生活を、約3年続けました。
当然、改善はしません。
今日は、長くなっちゃったので、このぐらいで終わりにします。
近日の記事には #PPPD のタグをつけているんです。
PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい/Persistent Postural-Perceptual Dizziness)とは
2020年ごろから新しく言われるようになっためまい症状だそうです。
これが、結構、今の自分の症状と近いかも・・・!と思っています。