コロナ禍のオシャレ
コロナ禍で、関心が高まったものの中に、「腕時計」があります。
ちょっと華奢で、キラキラした、ジュエリーウォッチが好きで、
約1年間でぼつぼつと収集しています。
マスク生活で、口紅塗っても見えないし、
マスクとメガネだけでも混線するんだから、
ピアスだって邪魔で付けられないし、
外に遊びに行かないから、
シーズンごとの一張羅のお洋服を着る機会もめっきり減ってしまったし、
お洒落のモチベーションが無くて鬱々していた時に、
コロナと共存できる装飾品として、私に合ったのが、
腕時計だったのです!!
可愛いし、コロナ禍でも邪魔にならないし、実用的だし。
何より、職場につけて行っても問題ない、と言うのが良い。
学芸の仕事があるときは、基本オシャレはしていきません。
埃まみれの地べたにべったり座ったり、蜘蛛の巣メロメロの古い倉庫に入ったり、
腰を入れて重たい物をどっこいしょと運んだりするので、
動きやすく汚れても悔いのない格好でいることが多いです。
大御所の先輩学芸員さんたちが、
「学芸員たるもの、手先は常に清潔であるべき」という倫理観を持って
職務をこなしている姿を見ていることもあり、
何となく私も、マニキュア厳禁、ネックレスやブレスレットなど
ブラブラするアクセサリーはつけない、という感じで仕事に従事しています。
*これは、学芸員の専門分野によって、差があると思います!
美術館の学芸員さんなんかは、めっちゃオシャレで、指先キラキラ
大振りアクセサリーじゃらじゃら、なんて方もいらっしゃいます。
腕時計も、作品を扱うときには流石に外すけど、それ以外の日常業務の時は、
まあつけてても、明文化されてない学芸員の暗黙のモラル・ルールに抵触せずに
楽しめるかな、と、自分の中で解釈しています。
自分の仕事に誇りを持ちながらも、おしゃれを楽しみたい。
そんな私が、いま楽しみなのは、お気に入りのブランドの、2021サマーコレクション。
素敵な限定新作時計が出れば、入手したいな、とワクワクしています。